先日の新聞記事にこんな言葉がありました。
『この地球は 先祖から受け継いだものではなく、未来の子供たちからの借り物である。』
よく言われる言葉だそうですが、私にはその発想はありませんでした。
『先祖から受け継いで未来へ繋ぐ、未来に残す」そんな考えでいたので、「なるほど!」と思いました。
昨今、非常に重要なキーワードになっている「サスティナブル(持続可能な)」
この関連的なものとして、「SDGs/エスディージース」や「ESG投資」など新しい価値観や指針がどんどん出てきています。
これは、人間の活動が自然環境や資源に悪影響を与えず、かつその活動を維持できるさまを表す言葉であり、
既に崩壊が始まっている今の環境をこれ以上破壊させず、未来につなぐ→未来に返す。
地球が悲鳴を上げている今、しなくてはならないことだと切に思います。
衣料やファッションの業界でも非常に話題になり、様々なところで使われています。
『サスティナブル=エコロジー=自然に優しい』的な連想から生まれる物や事柄。
例えば
【生地】・・・再生ポリエステル、ペットボトルの再生糸、再生ナイロン、リサイクルウール
【附属】・・・再生原料のファスナー、再生ポリエステルの裏地などなど。
【その他】・・・毛皮を使わない、リサイクルダウン(布団などで使用したダウンを回収して洗って、
もう一度使うもの)を使うなどです。
ただし、全ての工程においてエコロジーであることは非常に難しく、『そもそも論』的なところから
考えてしまうと何もできなくなります。
ポリエステルなどの石化燃料から出来る素材はエコなのか?
生地を染めたり加工したりするときに使う薬剤はエコなのか?
服の一部がリサイクルであったとしても、ファスナーは?、釦は?、糸は?、袋は?
土にもどる素材を使ったとしても、糸や附属がそうでなければ意味がないのではないか?
考え出すとキリが無いので、できることから始めるしかない!となってしまいますが
ひとつひとつ信じて、やって確かめてみるしかないですね。
新型コロナの問題でそれどころではないですが、様々な『使い捨てのもの』を見直してみる時
なのかもしれないと思った今日この頃です。
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