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アパレル、相次ぐブランド撤退~百貨店閉店へ

CATEGORY:社長ブログ

アパレルブランド休廃止
ご存知のように、新型コロナウイルスにより多くの業界に影響が出ています。
旅行、交通、宿泊、飲食、百貨店、アパレル、等々。

当社もそんな真只中のアパレル業界に属しておりますが、8月末は多くのアパレル企業が決算期を迎え、事業整理の一角としてブランド廃止が相次いでいます。

先週の新聞記事にも記載されていました

 

 

先日のブログにも書いた、レナウンのブランド引受先の話も元はこの流れと同じですが、引き受け手のあるブランドは経営会社の交代でブランドの命は何とか保たれました。
レナウンの中でも廃止となってしまうブランドは多くありましたが、その他のアパレル企業の持つブランドもかなりの数が廃止や休止に追い込まれています。

百貨店内の国内ブランドのショップも撤退、閉店し始め、更には百貨店自体も100年以上の歴史に幕を下ろすところが相次ぎ始めました。

山形県と徳島県にはすでに百貨店が存在せず、国内でも15~16県では『県内に1つ』となっています。

西部大津閉店~滋賀県初のデパート閉店~

https://news.yahoo.co.jp/articles/b9a3039954b61c700eceae65c050fc1ae7f13f72

中合福島146年の歴史に幕を下ろす
https://www.minyu-net.com/news/news/FM20200830-531498.php

そんな中、当社もかかわりの深かった23区HOMMEも8月31日をもって休止となりました。
昨年初めにニューヨークやミラノからの撤退をしていたカルバンクラインも、日本のお店を閉店し始めています。

当地岐阜の唯一の百貨店「岐阜高島屋」では、6階メンズ売り場の多くのブランドが撤退するようです。

勿論レディースブランドも多くのブランドの撤退が相次いでいます。

この新型コロナウイルスの影響は、一時の人の移動の制約にとどまらず、今後の社会を大きく変えることになりると思います。

今まで見えていた景色も同じような見方は出来ず、旅行に行くこと、飲食を気軽に楽しむこと、気軽に服を選びに行ってショッピングを楽しむ方法は変わっていきます。
ワクチンが出来て、ある程度の収束が見られるようになった先にある景色の中には、2019年まで存在していたものは、何パーセント、十数パーセントの割合でなくなっています。

その代わりに新しい旅行方法や飲食の楽しみ方、購買の楽しみ方が出来て来るのも既に見え始めています。VRを使った旅行や店舗販売などは精度がどんどん上がって、自宅に居ながら楽しめるようになり、外では、自動運転が確立され、ロボット化、人に変わりAIが応対することが増えてくるような社会が見え始めた気もします。

前向きに新しい生活を楽しむ!

今は急激な変化の真只中にあり、歴史にも刻まれるほどの出来事の始まりの年なので、しっかり前を見据えていきたいですね。

8月31日は節目を超えた日のような感覚があったのでこんな内容になってしまいました。

では、また。

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